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パチンコ店求人の話

パチンコ店が求人を出す場合、地域性は多少ありますが基本的に求人を出す場合年齢制限は設けていません。
求人を見ると定年以前の年齢に制限をつけていないことがほとんどだと思います。

法律による年齢制限の定め

これは店側が意図的にそうしているのではなく、厚生労働省からの通達により雇用機会均等法で定められているからに過ぎません。

雇用対策法が改正され、平成19年10月から、事業主は労働者の募集及び採用について、年齢に関わりなく均等な機会を与えなければならないこととされ、年齢制限の禁止が義務化されました。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/topics/tp070831-1.html

この決まりがあることから、職安や求人広告へ掲載依頼をして原稿を持ち込んだ場合、この年齢欄に制限記載があると指摘されて削除するか訂正するかを求められます。
訂正場場合は”年齢不問”ということで結果削除でも訂正でも同じことになります。

ホール業務は意外と重労働

店舗の業務と言えば過去はドル箱運びなどが主体で、最近ではパーソナルの設置率も高くなってきてはいますが、すべてではありません。
ドル箱は1箱で1500個入りますから約6グラムで9000g=9キロの重量があります。
それを何回も上げ下げしながら計数しますので、結構な重労働となります。

ホール側としてはこの点を考えて体力のある若年層を取りたいのが本当の所ですが、この改正法があるために”若年層だけ”の募集をするわけには行かず、年齢制限を設けていないことがあるということです。

不採用ありきで面接

しかし、実態は雇用の機会を均等に与えているというだけで、実際は面接までをやっても適当な不採用理由をつけて断ってお終いというパターンがほとんどなのです。
機会を与えることは良いことだと思いますが、募集する側もされる側も結論が先にあるわけですから、手間が増えますし、本当に自分の年齢を募集してるかどうかが判断できなくなって就職活動をする側からすると面倒でしかないと思うでしょう。

職安からの問い合わせによっては断る理由がない場合は面接をすることになります。
もう決まったとか他で検討中などの適当な理由をつけて断ることも可能なので、もうそのあたりは面接者の匙加減一つと言っていいでしょう。そしてその役割の大半は店長が行っていることが多いです。

ただし、面接時に交渉力を発揮できるような人であれば本来採用する予定はなかったがそのアプローチによっては採用される可能性もあります。

客・常連客は基本的に採用しない

ホールに頻繁に通っていたり、ホール来るお客様が働きたいということで直接店舗に交渉することはどうでしょうか?

これは基本的にNGです。コンビニやスーパーなどでスタッフ募集を窓に貼っていたりしているところを見かけると思いますが、パチンコ店では少ないと思います。
パチンコ店の場合、役職者採用でも本来は未経験が歓迎される傾向にあります。
なぜ未経験にこだわるのかは以下の理由があります。

  • 他の常連客との不正
  • 経験者ということでの採用店舗での態度

他の常連客との不正
遊技していた客から店のスタッフに就職となると顔を知っている人もたくさんいるとことになり、そういったお客からサービス玉や要望など顔みしりということで特別扱いを要求してくることが考えられます。お客様にとって不平等という扱いは信用を著しく低下させます。そしてそんなやりとりを見ている他のお客様が”この店はスタッフと客が結託している?”と勘違いします。この”特別扱い”や”その様子を見るやる気をなくす他の客”の発生が店にとって致命的となります。

経験者ということでの採用者店舗での態度
これは良くあるのですが、経験者の場合転職してきて入社しても他の先輩スタッフへも先輩面を始めたり、指示出しなどで揉める場合があります。同じ店舗といっても店舗ごとによりドル箱の上げ下げ一つとってもルールが違います。前職の店舗の経験が逆に仇になってこの変化を克服できず、自分の経験の中のルールでやってしまうことがあり、それが経験者を断る理由となります。またどこで何年経験してきたとしても店長でもない限りは一兵卒であり、他のスタッフから見ると新人です。このことを理解できない人もいました。

スタッフは未経験をあえて要望

この業界の場合はあえて未経験を好む傾向にあります。
ホールとしては”何も知らない”ことが一番良いと考えます。
前項でも書きましたが、前職で経験した業務は採用予定のホールとは接客の方法が違うかもしれません。人は知らないことを覚えるのはできますが、一度覚えたことに手段を変えていくということにはなかなか馴染めないものです。”今まではこうしてきたから、このほうが良い”という先入観もあります。提案としてはそうったことを聞いたりもしますが、店がルールとして決めているにはその店のルールがあるからなので、そういった店舗での接客ルールを、経験者ということで入ってきたスタッフにいちいち指摘され、説明するのも面倒になる、というのが本音です。

もう一つは不正と交友関係です。
転職場合、転職には理由が付きます。なぜ前職を辞めたのか?というのが気になるところですが、この理由は本人が言う限り、突っ込みどころでもない限り信用するしかありません。一部には不倫であったり、人間関係であったりデメリットでしかない要素があります。またホールの内部に潜り込み不正しながら渡り歩くような者もいます。

こういったことからあえて何も知らない未経験者が教えやすく安心という結論に至ってしまうのです。

面接するなら初心を忘れず

今後面接に行ったりして同業で転職や、パチンコ遊技客からのスタッフへの就職を希望するなら、初心忘れるベからずです。

前職経験については機械の扱いくらいしか役に立ちません。ホールが求めているのは技術ではなく接客サービスというソフトウエアです。店舗営業は遊技が入ってはいますが気持ちよく遊ぶためのスタッフの接し方が重要なので、採用時は心証と接し方が大事な要素となります。言葉遣いに気を付け、初心を忘れない気持ちで臨まないと経験ほど不採用となるので注意しましょう。